レバノンの地獄

ベイルートにて


YouTubeに数多く投稿されているこの種の動画を、ヘズボラ(Hezbollah)あるいはアラブ側に立ったプロパガンダと断ずるにせよ、かつてのホロコースト犠牲者たちによる現在進行形な虐殺行為と見るにせよ、隣国から7発のミサイルが発射されたことにあれほど敏感に反応した国の人びとが、そのような議論をすることもなく、レバノンの現状にあまりにも無関心なことに驚きます。「アジアの盟主?」、「日本が?」、「笑わせんじゃねぇ」。死者たちに、そう言われているような気がしてなりません。
そして、「名前はラクダだけど楽じゃないね」などと世界中に間抜け面をさらし、一方で、躊躇なくユダヤ教徒のキッパーをかぶれるこの国のリーダー。これほどの状況にあるにもかかわらず、国連では議長声明すら出せないでいることを、彼はどう考えていらっしゃるのか?
もし、彼の国のミサイルが日本に着弾したとき、もっと現実となりそうな惨禍としては太平洋岸を襲うだろう大地震津波が起こったとき、アジアの人たち、世界の人たちが日本に対して同様の無関心を示したとしても仕方がないのかもしれません。
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