アコースティックなお彼岸はいかが?

きょうはお彼岸の中日、お天気は下り坂みたいですが、今週は「ひねもすのたりのたり」ないい陽気がつづきましたね。花粉症なんかに縁のない野生オヤジは、のほほ〜んとした春が一年でいちばん好きであります。
こんな季節になると、無性に聴きたく(見たく)なるのが、アコースティックなブツ。2001年「Piazza Blues Festival」のケヴ・モなんか、もう最高。だんだんと暮れて行く屋外ステージで演じるケヴはタンポポの綿毛のように軽く、その音は、南風のように暖かい。何回見ても、いいなぁ、と思います。

みなさんも、コレクションの中から、お気に入りのアコースティックな音を引っ張り出して、のんびりしたお彼岸を過ごしてみてはいかがでしょう?

iPodでビデオ鑑賞

こんなちっちゃな画面で動画を観てもなぁ・・・・・そう思って、こないだまで音楽ファイルしか入っていなかった小生のiPod君。ところが、つい最近一本入れてみたら、いやいやどうして、なかなかいいもんじゃないですか。どこか懐かしいし。
何が懐かしいのかと考えたら、その昔、音も絵もみんなアナログだった頃の、西新宿の海賊ビデオ屋さん。並んでるブツはもちろん、VHSテープ。
アナログなブツは、どうしたって親を超えられない、悲しい宿命を背負っているから、買い手は、その商品が「何世代目」の「どこ程度の息子か」をその目で確かめてからでなければ財布の紐をほどく気にはなれないわけで、その手の店には必ず、試視聴用の機材が置いてあった。でも、なぜか、どの店のモニターもちっちゃいやつばかり・・・・・あれで見ると、それなりに高画質に見える。ところが、家に帰って世間並みのテレビ画面で再生すると、アレレッ、ってことに。
iPodの液晶を眺めながら、80年代の西新宿を思い浮かべるやつも、珍しいよね(笑)。

しぃ〜ッ、ここだけの話!

毎日ヘルメットを被りながらの仕事だからか、うちの職場にはマルガリータさんが多い。かく言うボクもその一人なんだけど、きのう、丸刈り仲間のTさんの「頭皮」が異様に黒いのを発見。思わず、「Tさん、どしたん?」と声をかける。するとご当人、あたりを見回しながら・・・・
「シぃ〜! ここだけの話、スプレーかけてるんです。」
わかってるよ、だから声かけたんだからさ(笑)。
ズラにしても、この手の視覚増毛効果(?)スプレーにしても、やってる本人は、周囲に気づかれてない、と思ってるらしいから、不思議。
しかし、いくらなんでも、丸坊主頭に黒いスプレーをかけちゃっちゃ、ねぇ・・・・・まるで、エンピツだよぉ。でも、ま、そこは武士の情け。誰にもバラさないことにしておきます(爆)。

ふきのとう

日曜日、秩父の友人が、ふきのとうを持ってきてくれました。
ガキの頃は、こんなもなぁ喰いモンじゃあなぇ!、なブツでしたが、今では、コレなしじゃ春が感じられねぇよな、ってなことブツクサ言いながら、自作の「蕗味噌」でイッパイやってるんですから、はははぁ、笑っちゃいます。
ふきのとうの味はちっとも変わっちゃいないはず。ってことは、味わってる側が変わったってことですな、ご同輩。

我が家のトラブルメーカー

めったに洗濯なんかしないくせに、勝手なこと言ってんじゃないわよ!・・・・・そんなふうに怒鳴られるのがオチなわけだけど、あえて言わせてもらうと、ボクは浴室乾燥機ってやつが大嫌いだ。
2年位前だったかな、風呂釜が壊れたのを機に浴室をリフォーム。そのときに、女房殿の提案でコイツを導入した。天気に関係なく、いつでも洗いたての衣類が着られる。それは有り難いことなんだろうけど、この浴室乾燥機ってやつは、洗いたいときに体が洗える、っていう風呂本来の機能を奪っちまう、少なくともボクにとっては、やっかいな存在だ。
一日雨の中で震えながら働いて帰宅、さ、温っまろう。久々に30キロ走でいい汗流したから、シャワーでも浴びて一杯やるか。そんな、ささやかな願いを胸に風呂場のドアを開けると、洗濯物がズラリ・・・・・天上から熱気を吐き出す乾燥機ヤロウをぶっ壊したい衝動に駆られる。そして、不平不満は自然、それらの洗濯物をそこに干した女房にも・・・・・・。
携帯電話に、メール機能やテレビがついた。でも、付加された機能を使っているときでも、電話がかかってくれば、携帯電話は本来の電話として機能する。だから、どんなに多機能になろうと、携帯電話は電話なんだ。もしそうじゃなかったら、それは電話とは呼べない。浴室乾燥機がやってきた日、我が家からは風呂場が消えちまったんだ。そう認めてしまえばいいんだろうけど、凍えて固まった指をむすんでひらいてしながら洗濯物を眺めるとき、どうしても、風呂が風呂だった古きよき昔を懐かしみながら、「ファック」とつぶやく自分が顔を出す。

人生はパチンコじゃ!

パチンコは久しくやってないけど、新台のテレビコマーシャルが目に留まらない日はないですね。よくもまあこんなに立てつづけに、と思うほど、次から次へと新しいパチンコ台が作られているようです。
職場にパチンコ中毒のワカイシがいて、先日、訊いてみました。
「俺も昔、けっこうクルってたことがあったけど、台自体にはあんまり興味がなかったな。打ってて面白いかどうかじゃなくって、要は勝てる台かどうかが問題だった。今は違うの?」
すると、脇にいた別のワカイシが、面白いことを言いました。
「宝くじを買うとき、もしそれが自販機かなんかで売られていて、買ったとたんに当たりかハズレかわかっちゃったらつまんないんじゃないんすか。買ってから発表までの間が楽しい。だからみんな買うんだと思います」
なるほど。結果はもとより、パチンコも宝くじも、過程を楽しむものだ、というわけね。なかなか、含蓄のあることを言うなぁ。
考えてみれば、人生もそうですね。オギャーと生まれた瞬間に、「はい、あんたの一生は、たいして楽しいこともない、つまらないもので〜す」なんて宣言されちゃったら、というか、たいていの人の人生はそうなんだけど、生きてる張りがなくなっちゃいますよね。でも、薄々はそうだとわかっていながら、何か面白そうなことを探しながら生きてみる・・・・・ああ、人生もパチンコもおんなじだ!

ベックさん、それって、セクハラじゃ?

新人の女子社員がオフィスでコピーかなんかを取ろうとしてる時、おもむろに背後から忍び寄る初老上司がひとり。男は必要以上に体を密着させて、肩越しに彼女の手元を覗き込むと、「あ、それはね、こうして、ああして、うんうん・・・・」などと無用なアドバイスをひとしきり・・・・・これは、セクハラですよね、たぶん。
そんなほほえましい光景を、ボクは、21日(土)、さいたまスーパーアリーナで目撃しちゃいました。64にしてなお血気盛んなベックと、豊満なオージー娘、22歳のタル嬢の絡み合い(笑)。あれは感動的だったなぁ・・・・・などと、その晩の興奮を肴に、今宵も一杯。