フェントン・ロビンソンの古い歌に、こんなタイトルのがあったね。本家に劣らず、ボズ・スキャッグズのカバーもイカしてた、っけ。 "Somebody Loan Me A Dime" Boz Scaggs (1997 @ The Fillmore) 親切な御仁が現れて、首尾よく10円がもらえたとしても、過ぎ…

キングが(意外にも!)はじめてセルフ・プロデュースした"Blues on the Bayou(1998)"は、最高にイカしたアルバム。中でも、"Blues Man"がいいね、泣かせるよ。「俺は(しがない)ブルーズマンだけど、そうさ、悪い男じゃない」、そう繰り返すキング。「ああ、わ…

気がつけば2ヶ月 ─── 祭り、ってのは、クラプトン翁の日本ツアーのことだけど ─── やっと、全公演の音源が手に入りました。夜な夜な、しみじみと聴いとります。なんだかんだ言って、やっぱクラプトンは悪くないな、と感じます。ハイライトは、ロバート・ジョ…

恥ずかしながら、はじめて(アングラに)観ました、このライブ。つまみ食いすると、こんな感じ・・・・ やっぱ、俺、クラプトン、好きだわ。 すみません、ちゃんと買います。クラプトンのオフィシャルDVDは「お初」、なんですけど！

俺だって傷ついてんだ。 そんな台詞を与えられた時、どう表現する？ 人知れず小声でボソッとつぶやくのもありだし、薄暗い四畳半で自棄酒を煽りながらみたいな感じも、もちろんOK。でも、窓を開け放って、虚空に向かって絶叫するのも悪くない、と思う。凝り…

きょうはお彼岸の中日、お天気は下り坂みたいですが、今週は「ひねもすのたりのたり」ないい陽気がつづきましたね。花粉症なんかに縁のない野生オヤジは、のほほ〜んとした春が一年でいちばん好きであります。 こんな季節になると、無性に聴きたく(見たく)な…

新人の女子社員がオフィスでコピーかなんかを取ろうとしてる時、おもむろに背後から忍び寄る初老上司がひとり。男は必要以上に体を密着させて、肩越しに彼女の手元を覗き込むと、「あ、それはね、こうして、ああして、うんうん・・・・」などと無用なアドバ…

21日(土)の感動が忘れられないまま、週半ばの非番をのんびり過ごしてます。 ところで、われらが永遠のアイドル、こないだも書いたけど、クラプトン翁が初日の大阪城ホールで、ちょっとした、というか、前代未聞のチョンボをやらかしちゃったそうですね。 ■証…

きのう21日(土)、このスーパースター2人が、はじめて本格的に同じ舞台に立つイベントに行ってきました。開演30分前、場内はようやく満席状態になってきました。おいらの席は、思想とおなじく、「左翼上段」のS席、17,000円也。 10分遅れでスタートしたベック…

前回の日記へのとめきちさんのレスがきっかけで、面白いサイトに出会いました。日本でも、FENで放送されていた音楽番組、「アメリカン・トップ40」で流されたジングルを、年代別に集めた、マニアックだけど懐かしいサイトです。 "American Top 40 Jingles" …

もう10年以上前に出た編集盤みたいなので、なにを今さらと言われそうですが、ごくつい最近、メリケン盤を中古で入手しちゃいました、ジミ・ヘンドリクスの、ブルージーなブツばっかりを集めた企画もの。アウトテイク満載のブートは聞いていたんですけど、や…

単一民族国家の日本に生まれ育ってみると───おっと、こんなこと書くと、「日本には日本人以外の民族をいるんだぞ、承知してんのかっ！」なんてお叱りを受けそう。だけど、そんなことは百も承知。逆に、「じゃ、あなたの定義にしたがった場合、『単一民族国家…

映画「ブルース・ブラザース」を観ていて発見した。アレサ・フランクリンって、誰かに似てる。そんな長年の疑問の答えを、ついに見つけたのだ。アレサは、中学校時代の同級生、辻くんチの肝っ玉母さんにクリソツっ！ もしアレサが歌わないただのオバサンだっ…

4号線のナイトクローラー、またの名を、夜霧の徘徊中年こと、親友とめきっつぁんが、来月21日(土)にさいたまスーパーアリーナで行われる、エリック・クラプトンとジェフ・ベックのジョイントコンサートの切符を手配してくれました。S席17,000円の出所と有給…

年末年始の繁忙期のある宵、久しぶりに、映画「ブルース・ブラザース」を観ました。思えば、動くジョン・リー・フッカー見たさに映画館に足を運んだのでしたが、いま観ても、圧倒的な存在感。 ジョン・リーじいさんがあの世に逝ってもう7年か。実は、私は彼…

小学校6年生のとき、生まれて初めて自分の財布から金を出して買ったレコードは、ビートルズの「ヘイ・ジュード」でした。そのドーナツ盤は、それまでソノシートしか乗ったことのない我が家のポータブルプレーヤで激しく回り続けましたが、その回数で言えば、…

小2になる下の娘は、私が言うのもなんですが、実によくできた子で、「お酒がなくなると、お父さんがグズっちゃうから」とかいいながら毎日焼酎ボトルの残量をチェックしてくれます。ところが、その酒を飲みながら聴いているブルーズも、酒以上に重要だという…

森々と冷え込む師走の宵には、フリートウッド・マックのブルーズあたりがなかなかオツですな、ご同輩。「え、フリートウッド・マックのどこがブルーズなの？」などとおっしゃる、女子を前に立ててブレイクした後しか知らない若い衆には、ちょっと意外かもし…

もうかれこれ30年も昔の歌。作詞は俳優の藤竜也で曲をつけたのが元ゴールデンカップスのギタリストでエディ藩という、ちょいと生まれのかわったブルース。故松田優作が1980年にビクターから出した、「TOUCH」っていうアルバムに収められていたのを聴いたのが…

オナゴの歌う唄にはイマイチ感情移入できないおいらでも、アルクホールのせいだけじゃないよね、竹内まりあの「駅」にはグググッときちまう。久々に聞いたら、やっぱ切ないのぉ、切ないのぉ、切ないのぉ〜。

とまれ物事には、ほどほど、と言うか、いい加減、ま、中庸の美徳のようなものがあるのでしょうが、かく言う小生なども、いい歳をしながら度を越すことしばしば。後になって、しまった、しくじった、と反省・自嘲するのが常です。面目ございません・・・・・…

先週ピックアップした宇崎竜童の新譜「ブルースで死にな」が土曜日に届き、さっそくiPodにぶち込んで試聴。 2002年の「SAD&BLUE/RYUDO UZAKIには正直ちょいとガッカリだったけど、同じ延長線上にあるんだろうこの2枚組は、いい。野暮用で久しぶりに電車に乗…

今月出たばっかりの、宇崎竜童の2枚組セット「ブルースで死にな」、もう持ってる人、います？ いいお値段、こちとら今月は無理だな。来月、なんとか頑張って・・・・・買っちゃおうかな？ブルースで死になアーティスト: 宇崎竜童出版社/メーカー: ERJ(SME)(M…

まず最初に。昨日わたしは、お涙ちょうだいのテレビ番組にイチャモンをつけたけど、もちろん、その中で紹介された歌そのものをとやかく批判しているわけではないので、その辺のところはくれぐれもヨロシク。 さすがに泣けはしなかったけど、最近出会ったこの…

日本でのリリースは11月になるそうですが、一足先に、ゲイリー・ムーアの新譜を聴きました。またかよ、と言われるでしょうか、今回もブルーズものです。Bad for You Babyアーティスト: Gary Moore出版社/メーカー: Eagle Rock発売日: 2008/12/24メディア: CD…

久々のブルーズネタです。 つい最近知ったデルタスタイルのブルーズマン、ガイ・デイヴィスがお気に入りです。よろしければちょいと聴いてみてください、オランダでのライブです。 【MP3】2008-05-03@Rhythm & Blues Night 2008 Stomp Down Riderアーティス…

今朝方FM各局で同時放送された、サザンの30周年記念ライブ、聞きました・・・・・エアチェックもばっちりネv(^o^)v 3時間半を90分に短縮したわけだから仕方ないんだけど、「いとしのエリー」だけはカットして欲しくなかったなぁ。なんだかんだ言って、名曲だ…

8月24日、横浜の日産スタジアムで行われた、サザンオールスターズ30周年ライブ最終日をWOWOWで観ました。活動休止宣言以降のサザンを、なりふり構わぬ「閉店セール」などと批判した私ですが、デビュー以来ずっとそばにあったこのバンドを完全に無視・否定す…

カノジョの家に行きたいのに、外は雨。でもって、雨を避ける傘がないぜ、トホホ・・・・・ご存知、井上陽水の珠玉の名曲、「傘がない」であります。アンチフォークの貴兄もお持ちでしょうか、これは。氷の世界アーティスト: 井上陽水出版社/メーカー: ユニバ…

LEZ ZEPPELINアーティスト: レズ・ツェッペリン出版社/メーカー: カッティング・エッジ発売日: 2008/07/09メディア: CD購入: 2人 クリック: 4回この商品を含むブログ (6件) を見る女性4人組、ツェッペリン命のコピーバンドですけど、ま、話題性ってことで、…