「この子を残して」永井隆

この子を残して

この子を残して

アメリカが長崎市民の頭上に原子爆弾を落とした日、長崎医科大学の物理的療法科部長の任に就いていた永井隆博士は、妻を失い、みずからも重症を負いながら、負傷者の治療にあたりました。大学を退職し、療養に専念するようになった後も、「如己堂(にょこどう)」と名づけられた庵で被爆者の治療をつづけました。
そんな博士が執筆したこの「この子を残して (アルバ文庫)」は、こどもたちに読ませたい一冊、自分の娘にも、夏休みの読書用に買ってやろうかな。