北京オリンピック開会式
オリンピックの開会式に、やたら長ったらしい見世物を放り込むようになったのは、たしかロサンゼルス大会からでしたね。昨夜のペキン大会のそれにも、ド派手で冗長なパフォーマンスの数々が演じられました。おかげで、肝心の選手入場の前に夢の中へ・・・・・トホホ。
それにしても、昨夜の開会式は不気味でした。ディジタル画面上の一個一個の点が、実は一人一人の人間・・・・・まさに、没個性の極致。1人のロケットマンが宙に舞ったロサンゼルス大会のそれの対極。動く兵馬俑、とでも例えればいいのかな。いずれにしても、会場一杯にうねる人海は、正直恐ろしくもありました。その恐怖感は、ウィーンを包囲された時のヨーロッパが感じたものと似ていたかもしれません。異教徒に対する得体の知れない恐怖を、当時のヨーロッパ人は漠然と「ターキー」と呼びましたが、21世紀は「チャイナ」に置き換わるのかも!