きょうは、ジャンデクについて・・・・・
きのうの日記に書いたダニエル・ジョンストンにも関連するのですが、きょうは、ジャンデク(ヤンデク/Jandek)という謎のアーティストをご紹介したいと思います・・・・・・といっても何も知らないので、今後の探検のために、とりあえずディスコグラフィをまとめておきます(ほとんどのアルバム名がアマゾンの商品紹介ページにリンクしています)。
- Ready for the House (1978)
- Six & Six (1981)
- Later on (1981)
- Chair Beside a Window (1982)
- Living in a Moon So Blue (1982)
- Staring at the Cellophane (1982)
- Your Turn to Fall (1983)
- Rocks Crumble (1983)
- Interstellar Discussion (1984)
- Nine-Thirty (1985)
- Foreign Keys (1985)
- Telegraph Melts (1986)
- Follow Your Footsteps (1986)
- Modern Dances (1987)
- Blue Corpse (1987)
- You Walk Alone (1988)
- On the Way (1988)
- Living End (1989)
- Somebody in the Snow (1990)
- One Foot in the North (1991)
- Lost Cause (1992)
- Twelfth Apostle (1993)
- Graven Image (1994)
- Glad to Get Away (1994)
- White Box Requiem (1996)
- Woke Up (1997)
- New Town (1998)
- Beginning (1999)
- Put My Dream on This Planet (2000)
- This Narrow Road (2001)
- Worthless Recluse (2001)
- Threw You Away (2002)
- Humility of Pain (2002)
- Place (2003)
- Gone Wait (2003)
- Shadow of Leaves (2004)
- End of It All (2004)
- Door Behind (2004)
- Kingdom He Likes (2004)
- When I Took That Train (2005)
- Glasgow Sunday (2005)
- Raining Down Diamonds (2005)
- Khartoum (2005)
- Khartoum Variations (2006)
- Newcastle Sunday (2006)
- What Else Does the Time Mean (2006)
ご覧のように、1978年からほぼ毎年アルバムをリリースしてきたジャンデクですが、アルバムはすべて自宅で録音され通信販売されていたので、その正体は長い間ナゾでした。しかし、2004年10月17日、予告なしに突然イギリスで初ライブを敢行し、一部のファンは騒然となったそうです。当然のように「ほんとうにジャンデクなのか?」という疑問符が投げかけられ、耳の形などから本人かどうかの科学的推測も行われたとか・・・・・・
ともあれ、この歴史的(?)ライブの模様はビデオカメラで撮影され、『Jandek on Corwood [DVD] [Import]』というタイトルのDVDでリリースされているようです。興味のある方は、ご覧になってみてください。私はテキサスで行われたアメリカ初のライブを聴く機会を得ましたが、たしかになんとも不思議な音楽(?)でした。なんちゃってフリージャズと受け止められなくもないですけど(笑)。1970〜80年代あたりの音を聞くと、もっと衝撃的なんでしょうね、たぶん。ただ確実に言えるのは、ダニエル・ジョンストンと違って、この男は最初から商業目的で音楽をやってたってことと、こんな音が商品としての価値を持ったということ。理解に苦しみます・・・・・・とか言いながら、上の録音を繰り返し聞いている私。あぶないな(爆)。それに、本来は他人に見せなくてもいい日記をブログにして公開することも、とてもジャンデク的な行いだと思います。
ジャンデクにくわしい方、ぜひ、いろいろと教えてください。コメント楽しみにしています。
【参考サイト】 A Guide to Jandek (英語)